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アウターガイの生活ブログ

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車中泊旅行(2018年8月・道東2泊3日)

走破した経路(赤色の線)

2016年8月2日から2018年8月4日までの日程で、札幌から道東方面へ、普段ほとんど車を運転しない私が2泊3日の車中泊旅行を敢行した。

コンパクトカーのパッソでの車中泊は窮屈で、体をくの字に曲げないと寝られないが、誰にも気兼ねなく自由で柔軟な格安の1人旅ができるのは他に代えがたいものがあり、昨年の1回目には稚内・網走を、今年の2回目には道東を選んだ。

出発の3日前からおもむろに計画を立て始める。運転するのは9:00から19:00までとし、途中休憩を最長でも3時間毎に入れるのを前提に、Googleマップで目的地と経路・所要時間を調整し、出発の1日前に全旅程を確定した。

結果的に、2日目と3日目は予定よりも出発が早まって時間を持て余したため、滞在地や経路を一部変更したが、全体としてはほぼ計画通りに進行した。今回も長距離ドライブを存分に満喫できた。

目次

1日目(2018年8月2日)

概要(Googleマップの設定上限を超えているため一部経路が不正確)

滞在地
自宅→ローソン札幌美しが丘店→インデアン音更店釧路市湿原展望台幣舞橋→ローソン釧路新富士町5丁目店→ENEOS大楽毛店→道の駅阿寒丹頂の里
経路
道道1080号線→国道274号線→道道55号線→国道38号線→道道734号線→道道75号線→国道241号線→国道38号線→道道53号線→道道559号線→国道38号線→道道860号線→国道38号線→国道240号線
費用
4,644円(食費1,999円・ガソリン代2,145円・日帰り入浴料500円)

インデアン音更おとふけ

インデアンカレー

9:00に札幌を出発し、13:00に当地へ到着。これだけ遠く離れているにもかかわらず、最近はドライブがてら、帯広市内の店舗よりも車でのアクセスが良い音更店に度々寄っている。

いつも通り、インデアンカレー(インデアンルー・辛さ普通・大盛)をあっという間に平らげる。

釧路市湿原展望台

展望台駐車場からの景色

釧路湿原の広大さを感じたくて当地を訪れたのだが、あいにくの小雨模様に蒸し暑さも手伝って木道を歩く気にはならず、事前調査では有料展望台からの視界も今一つとのことだったため、駐車場の向こうに見える湿原の断片を見るに留め、早々に立ち去る。

幣舞ぬさまい

幣舞橋

「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」の有料駐車場(30分まで無料)に車を停め、そこから幣舞橋を眺める。橋自体は至って普通の作りなのだが、釧路地方で強い地震があるとほぼ必ずテレビに映ることで全国的に名を知られている。

河口にほど近く、岸壁に漁船が横付けされているなど、港町の風情を感じられてとても居心地が良い。

道の駅阿寒あかん丹頂の里

道の駅阿寒丹頂の里(旧館)

当地には17:30に到着したのだが、新館の駐車場は車中泊組で既に埋まっており、国道240号線を挟んで向かい側にある旧館の駐車場に陣取った。

新館側にある「赤いベレー」の温泉に入る。この日は気温が30度超えで汗だらけのため、湯船に体を沈められるのが嬉しい。

若干熱めのナトリウム-塩化物泉で一気に温まり、休憩室の冷水でたっぷり水分補給。

車中泊準備中のパッソ

それから「宿」の設営に入るのだが、虫が異様に多く、湯上がりの火照った体をクールダウンするにも車内での食事にも難儀する。オレンジ色の水銀灯が呼び寄せているようだが、暗闇に車を停めるわけにもいかず、背に腹は代えられない。

設営を終えたら旅程を確認するつもりだったのだが、あまりの心地良さにすぐ寝入ってしまった。

2日目(2018年8月3日)

概要(Googleマップの設定上限を超えているため一部経路が不正確)

滞在地
道の駅阿寒丹頂の里道の駅厚岸グルメパーク厚岸漁業協同組合直売店→セブンイレブン厚岸港町店→納沙布岬→ローソン斜里青葉町店→小清水原生花園ホテル川湯パーク→ENEOS摩周湖→ローソン弟子屈摩周店→道の駅摩周温泉
経路
国道240号線→国道38号線→国道44号線→道道123号線→国道44号線→道道35号線→国道44号線→国道243号線→国道244号線→道道246号線→国道391号線→道道52号線→国道391号線→国道241号線
費用
6,906円(食費3,361円・ガソリン代3,195円・日帰り入浴料350円)

道の駅阿寒丹頂の里

濃霧

3:30に目覚めると、濃霧で辺りが真っ白になっていた。カメラ越しには大したことないようにも見えるが実際にはもっと濃く、画像中央の白いワンボックス車を判別できない。

旅程を確認せず寝てしまった上にこの霧で、予定通り周れるのか若干心配になるが、そのまま二度寝していた。

快晴

6:30に起床すると、霧はすっかり晴れていた。早々に身支度を整え、虫刺されが6か所もできていることに驚きつつ食事を取り、カーナビを設定しながら旅程を確認し、7:15に出発。

道の駅厚岸あっけしグルメパーク

道の駅厚岸グルメパークからの景色

予定より早く出発したため、計画外に当地へ寄り、ポケモンGOをしながら時間を調整する。小高い場所にあって厚岸湖の周囲を一望できるのだが、曇天で遠くまで見渡せなかった。

厚岸漁業協同組合直売店

厚岸漁業協同組合直売店の入口

今回最大のグルメイベントである厚岸の牡蠣。1個150円前後で生食もできるとのことで、期待に胸を膨らませる。

マルえもんとカキえもん

ブランド牡蠣の「カキえもん」LLサイズと「マルえもん」3Lサイズ、ともに194円を1個ずつ試食。殻むきはセルフサービスで、専用の道具やタオルなどが用意されている。

カキえもんはやや濃厚でクリーミー、マルえもんはごく普通の牡蠣の味だ。生食では違いが分かりにくかったが、備え付けの電子レンジで蒸し牡蠣にすると、味の特徴がはっきり出るかもしれない。

なお、私は普段、生牡蠣をレモン汁で食べるため、備え付けがあるとなお嬉しい。

ホヤの刺身

そして大好物のホヤ。「100g当たり40円」(税抜)のPOPとともに、スーパーで見かけるサイズの4倍ほどの巨大ホヤが水槽内に所狭しと並べられている。

初見では、あまりの大きさに重さの見当がつかず、1個いくら位か尋ねてみたところ、手近なものを計量してくれて、513gで222円とのこと。刺身調理代の54円と合わせても276円と激安だ。

1個当たりの身の多さにも、鮮やかな赤い身の色にも驚く。普段は酢の物で食べるのだが、酢の備え付けもないため、(わさびはあったが繊細な風味が分からなくなるため使わず)醤油のみでいただく。

数分前まで水槽内で生きていたからだろうか、ホヤ特有の香りがほとんどなく、コリコリした食感にほのかな甘みだけ感じられる。他に形容しがたく美味としか言えない。

いずれ機会を改めて、ホヤを食べるために当地を再訪したい。

納沙布のさっぷ

納沙布岬

根室半島の先端にある当地までは、アップダウンのある地形から広大な原野を見渡せるというもので、景色としては単調だが北海道らしさ・ダイナミックさを味わえる。

あいにく、到着の2分ほど前より急に霧が立ち込めてきて、北方領土はもちろんのこと、周囲の風景もカメラに収めることができなかった。

なお、2017年に訪れた北海道本島最北端の宗谷岬に続き、北海道本島最東端もこれで制覇したことになる。

小清水こしみず原生花園

原生花園駅

当地はかつてSTVテレビのライブカメラが設置されており、同局の天気予報で映像が頻繁に使われていたことから、北海道民にお馴染みだ。

地理的には、オホーツク海と濤沸とうふつ湖に挟まれた細長い陸地にJR釧網せんもう本線・国道244号線・原生花園がひしめき合い、独特の景観を成している。

濤沸湖木道

濤沸湖の木道には足を運ばず、間近で花を見ることもなかったが、遠くに馬が放牧されているのを眺めるなどして楽しんだ。インフォメーションセンターではエゾシカの1枚皮が19,800円で売られていた。

小清水原生花園でのパッソ

パッソが心なしか疲れているように見えたが、もう少し頑張ってもらわねばならない。

ホテル川湯パーク

ホテル川湯パーク

日帰り入浴が350円と廉価な「ホテル川湯パーク」で温泉に浸かる。安い理由は、国民宿舎であることに加え、建物が古く小ぢんまりした内風呂が1つしかないところにもあるのだろうが、設備は水回りを含め手入れが行き届いており清潔だ。

そんな外形的なことよりも、温泉の素晴らしさに感動させられる。酸性-含硫黄・鉄(Ⅱ)-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)という難しい泉質で、やや青白く硫黄臭を伴う濁り湯が風情を醸し出している。

pH1.6と強酸性で、浴場内のカランなどは錆びてボロボロなため白ペンキを上塗りしている有様だが、そのお湯が体にジワジワと染み入り、短時間で芯まで温まる。湯上がりはサッパリとして実に爽快だが、人によっては肌が若干荒れるかもしれない。

川湯温泉の無二の泉質を肌で感じることができて良かった。いずれぜひ再訪したい。

硫黄山(アトサヌプリ)

川湯温泉からほど近い硫黄山(アトサヌプリ)は、硫黄の噴煙を上げる生きた山だ。かつて道内での硫黄採掘量トップを誇り、豊かな温泉をもたらす恵みの山でもある。

道の駅摩周ましゅう温泉

道の駅摩周温泉

2日目の宿泊地となる当地には17:45に到着。さほど広くない敷地に、新しく立派な建物が連なっている。

道の駅摩周温泉の足湯

当地の目玉は天然温泉の足湯だ。掲示されている温泉分析書別表によると、泉質はアルカリ性低張性高温泉で、これと言った特徴のあるものではないが、24時間無料で自由に入れる手軽さが魅力だ。

道の駅摩周温泉でのパッソ

駐車場はやはり車中泊組で賑わっているが、比較的落ち着いて寝られそうな場所に陣取ることができた。

食事を取って車中泊の準備を済ませると、足湯に入る間もなく寝てしまった。

3日目(2018年8月4日)

概要(Googleマップの設定上限を超えているため一部経路が不正確)

滞在地
道の駅摩周温泉阿寒湖→ローソン阿寒湖温泉四丁目店→オンネトー雌阿寒温泉(オンネトー温泉)道の駅しほろ温泉→ENEOS大曲店→自宅
経路
国道241号線→道道664号線→国道241号線→国道242号線→道道134号線→道道316号線→道道73号線→道道734号線→国道38号線→道道55号線→国道274号線→道道38号線→道道3号線→国道234号線→道道3号線→国道274号線→道道46号線→道道1080号線→国道36号線
費用
2,908円(食費392円・ガソリン代2,516円)

道の駅摩周温泉

道の駅摩周温泉の足湯の注ぎ口

4:30に目覚めて車外へ出ると、気温は15度くらいだろうか、辺りはすっかり冷え切っている。寒さで手がかじかんで仕方ないので、10人ほど入れそうな足湯を1人で貸し切る。

ちょうど良い塩梅の湯温で、10分も足を浸けていると全身がポカポカ温まってくる。早朝の静けさの中、注ぎ口から優しい音を立てて流れるお湯が、心も癒してくれる。

車に戻って旅程を確認したり記録を整理したりしているうちに眠気が飛んでしまったため、音楽を聴きながらゆったり過ごす。

6:30から食事を取って身支度を済ませ、当地を7:15に出発。

阿寒湖

双岳台からの雄阿寒岳

阿寒横断道路のビューポイント「双岳台そうがくだい」より雄阿寒おあかん岳を望む。

阿寒湖畔からの雄阿寒岳

阿寒湖より雄阿寒岳を望む。山の表情が少し変わって見える。

幸運の森桟橋

温泉街の「幸運の森桟橋」先端から見る阿寒湖。遊覧船やプレジャーボートが湖上を行き交っている。桟橋が波で大きく揺れ、あまり長居できなかった。

オンネトー

オンネトー

阿寒湖とオンネトーは車で20分ほどの距離にあるが、阿寒湖・雄阿寒岳が「動」ならば、オンネトー・雌阿寒めあかん岳は「静」といった趣で、対照的な情景を描く。

オンネトーからの雌阿寒岳

オンネトーより雌阿寒岳を望む。水面がピンと張っている。

オンネトーでのパッソ

パッソは朝日を浴びて英気を養っていた。

なお、画像左奥に見える通り、当地に至る道道664号線は途中から1.3車線ほどの狭さとなっており、さらに奥へ進むと砂利道に変わる。大型の観光バスと退避所のない場所ですれ違う際はドアミラー横をスレスレでやり過ごしたが、肝を冷やした。

雌阿寒温泉(オンネトー温泉)

雌阿寒温泉(オンネトー温泉)

オンネトーから車で5分ほど引き返した当地にある「山の宿野中温泉」も国民宿舎で、日帰り入浴が350円とのことだが、道中長いことから湯船には浸からなかった。でも、後先考えずに入っておけば良かったと心残りになっている。

ちなみに、雌阿寒温泉(オンネトー温泉)の泉質は、含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉となっている。

当地に立ち寄る計画はなかったのだが、直射日光が暑いため窓を閉め切り、エアコンを内気循環で付けていたにもかかわらず、当地で突如として車内が硫黄臭に満たされるほどの強烈さに俄然興味が湧き、車を停めた。

濃厚な硫黄臭の元をたどると小川になっていた。上流の配管から画像右の塩ビ製パイプを伝って濁り湯が勢い良く出ている。触ってみるとぬるくてトロっとしており、乾くと白い湯の花が析出する。

軽い硫化水素中毒に罹ったのか、ここから若干の頭痛と一日中付き合うことになる。後で調べてみると、当地に所在する「オンネトー温泉景福」では2014年10月8日に中毒事故が発生し、現在も自主休業中とのこと。

道の駅しほろ温泉

道の駅しほろ温泉の足湯

前日同様、予定より早く出発したため、過去に走ったことのある足寄あしょろ→上士幌→士幌ルートから、遠回りで当地を経由する足寄→本別→士幌ルートへと変更した。

当地の足湯は湯触りの柔らかなモール泉で、泉質はナトリウム-塩化物泉。十勝川温泉のモール泉は濃い褐色だが、こちらは無色透明に見える。

当地からは、日勝にっしょう峠を越えて栗山を経由する遠回りルートを選択。道中の「道の駅樹海ロード日高」で休憩するはずが、日勝峠で低速な大型車の渋滞に捕まり、ようやく追い越したばかりという状況で停まるに停まれず、食事も運転しながらのロングランとなった。

その後は特に渋滞することもなく、自宅には15:45に到着。フロントガラスとフロントバンパーが虫の死骸だらけなのは長距離ドライブの勲章だ。荷物を下ろした後に軽く洗って汚れを落とし、愛車のパッソを労った。

ドライブデータ

項目単位1日目2日目3日目合計平均
走行距離km402.5447.2414.41264.1421.4
所要時間h8.510.58.527.59.2
給油量L15.021.317.053.317.8
平均時速km/h47.442.648.846.0
平均燃費km/L26.821.024.423.7
費用464469062908144584819

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